Adventurer3・異音問題について
皆さんこんにちは『海里』です。
今日はAdventure3の異音を解決しようということで記事を書いていきます。
ノズルクリーニングをしたら異音がしなくなりました↓
Adventure3の異音問題の原因
- ノズルの温度が低い
- プラットフォームとノズルの距離が適正でない
- うまくフィラメントが送り出せていない
- フィラメントの出る量に対して送る量が多いい
など原因はさまざまありますが、実験しながら解決できる方法がないか探していきます。
造形しているときの状態
最初の状態で下層はうまく造形できるのにもかかわらず、内部充填率の変わる部分(六角形の造形)でノック音が発生し、うまく造形もできていない状態になってしまった
プラットフォームとノズルの公正を行い、うまく造形できない部分に関しては解決したものの、ノック音は発生してしまう。
解決方法を探る
ノズルの温度が低い
ノズルの温度は何度で造形を行っていますか?私はPLAを使っているのですが、プラットフォーム:50℃、ノズル温度:240℃で造形を行っています。
ノズル温度240℃というとPLA樹脂としてはすごく高い温度となっていますが、きれいに造形できているので高めに設定しています。
ただし!高すぎる温度にも注意が必要
ノズルの温度を高くすると、うまく冷却ができていない場合ノズルの手前まで熱が伝わり、溶けてはいけない場所で溶けてしまうという問題が起こる場合があります。
フィラメントが送り出せているのにフィラメントがノズルから出てこないという状態の場合、ノズルの温度が高すぎる可能性があり!
プラットフォームの高さが適正でない
Adventure3のプラットフォームとノズルの高さ調整は半自動式で行います。高さを調整する部分が中央一点のみなので、そもそも左右のZ軸の高さがあっていないとうまく造形できません。このような状態の時にはすぐにサポートへ連絡
フィラメントが良くない
今までにメーカーもののフィラメントや格安フィラメントなど沢山のフィラメントをしようしてきましたが使えないほど酷いフィラメントに出会ったことはありません。
ただし、フィラメントによって素材の硬さや溶けたときの粘り気が違う部分があります。
私も使用している格安フィラメントですが、adventure3で使用するとノック音が発生しています。
結論
今のところ原因といえることはフィラメントの質だということが分かった。
フィラメントによって粘り気の強いフィラメントや硬めのフィラメントがあるので樹脂の問題である
Pxmarion(ブラックとホワイト)とASTAではノック音はほぼ発生しないが、それでも造形部分によってノック音が発生してしまう状態
Adventure3を開封したときにノック音が発生することはなかったので、エクストルーダのフィラメント押し出し部分が摩耗してしまっている
可能性が考えられる。