ANYCUBIC Photon Zeroを購入しました
新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ『海里』をよろしくお願いします。
購入した3Ⅾプリンター↓
商品の開封レビューだけ撮ってみました↓
光造形とは?
光造形とは光を用いて材料であるレジンを硬化させて、積層を行うタイプの3Ⅾプリンターです。
光造形にはSLA、DLP、LCDの3種類に分類できます。それぞれの概要を簡単にまとめてみました。
光造形 | 概要 | 利点 | 欠点 |
SLA | レーザーを用いる | 造形精度が高い | 本体が高額になる・ほかの方式と比べ造形が遅い・本体が大きい |
DLP | プロジェクターを用いる | LCDより造形精度が高い | 本体が高額になる・本体が大きい |
LCD | LCDディスプレイを用いる | 機体が安い・本体サイズが小さい | LCDの解像度に精度が依存する |
今回購入したPhoton ZeroはLCDタイプの3Ⅾプリンターになります。
XY解像度は854×480(480P)となっているようですが、どれほど造形物に影響があるのかあまりピンときませんね。。。
Z軸(高さ方向)に関してはステッピングモータの精度に依存します。
光造形というとSLAのレザータイプのみだと思っていましたが、そこからLDP(プロジェクタータイプ)やLCDが出てきています。
ネットニュースで見つけたのが3Ⅾタイプで、一気に造形していくとうものを見かけました。上記3機種の造形スピードと比べ物にならないスピードで造形できるようです。
LCDといえど光造形の精度はすごいものです!造形のきれいさに関してはFDMではかないません
ちなみに、以前使用していたノーベル1.0という機種ではSLAタイプでした。
なぜPhoton Zeroを購入したのか
- 中華製の光造形機を触ってみたかった
- アンダー3万円以下の機種の性能とは?
- Yotubeの検証用として
この3つの理由があり購入に至りました。
最近の光造形機の精度は上がってきています。
中華製の光造形機は3万円台からといったものも見かけます。
MarsやPhoton Zeroのような機種でYotubeのレビュー動画を見ていても、こんなに安いのにここまでできるのか。。。以前持っていたノーベル1.0は何だったんだ
3Ⅾプリンターの性能が上がってきているということですね!
Photon Zeroのサイズ感
以前使用していたノーベルい1.0と比べると半分ほどまで小さくなっていて、こんなに小さいの!?と驚きました。
左から adventurer3・Photon Zero・Ender3
仕様
サイズ | 約180mm(L)*195mm(W)*367mm(H) |
最大造形サイズ | 約 97mm(L)*54mm(W)*150mm(H) |
材料 | 405nm UV レジン |
パネル | 2.8 inch タッチカラースクリーン |
ソフト | ANYCUBIC Photon workshop |
XY解像度 | 0.1155mm , 854×480(480P) |
Z 軸精度 | 0.01mm |
印刷スピード | 30mm/h Max |
定格電力 |
本体サイズは小さい分、造形サイズも小さいですが光造形機で大きなものを印刷する予定がない事からこの機種にしました。
本体を触ってみて、タッチカラースクリーンの反応が良く、ラグもない点がすごく良かったです。
またノーベル1.0を使用していた時には、電源を入れてから10分間始動にかかりました。
それがPhoton ZeroではLCDタイプだからなのか、始動に時間がかからずすぐに使用できる点もGood!
印刷性能とは
USBに入っているサンプルデータを印刷してみました。
できちゃったよ
調整したの2回だけ
プラットフォーム外す度に調整しないと行けないのが、面倒だな(右端のぺろっとしてるのは、ゴミを取り除いてなかったから) pic.twitter.com/koEF68YEw5
— 海里のブログ運営✨3Dプリンター使用歴4年目! (@kay_channels) January 11, 2021
出来てるじゃないか!!!!光造形機はプラットフォームへの定着が皆無だと思っていたので2回でできるなんてと驚き
今度自作キーボードえおしてみたいと思っているので、キーキャップを作ってみました。
— 海里のブログ運営✨3Dプリンター使用歴4年目! (@kay_channels) January 11, 2021
すごすぎるほんとに!!
この機種がアンダー3万円なのでなおさら驚き
Photon Zeroのプリント精度
光造形つてこんなに簡単に印刷できるものだったかと驚くほど造形の成功率が高いです。
造形の実験で使用したのは3Dプリンター界隈でお馴染みの船を使っていきます。
ここからダウンロード⇨https://www.thingiverse.com/thing:763622
左から100%(通常時)・50%・40%・30%・20%・10%と縮小して印刷してみました。
ちなみに一番小さいものは一円玉と比べてもこの大きさLCDタイプでは精度が出ないと思っていた私としては驚きを隠せないほど小さい造形物を作ることができました。
そんなこんなで購入してみたのですが、
商品の開封レビューだけ撮ってみました↓