光造形を手放した理由
みなさんこんにちは海里です。
私はノーベル1.0という光造形機を所有していました。
その中で大変だった事、難しかった事を話していきたいと思います。
YouTube版もあるので、よかったらみてください!
光造形とは
レジンという材料を使っい、レジンは紫外線が当たると硬化するので、レーザー(紫外線)を使って積層を行う
光造形の精度は非常に高く積層ピッチが0.01mm以下となっています。
光造形を捨てた理由
・レジンの処理
・レジンの匂い
・造形中の問題
この3つが大きな問題点です。レジンの価格が高いといったコスパ系に関しては取り扱いません。
安いレジンも最近では見かけます↓
レジンの処理
ベタつきがすごく、アルコールを使って処理を行います。アルコールをつけたタオル等で拭き取ります。
これが大変でなかなかレジンを取り除くことができませんでした。
※私のやり方が悪かった可能性がありますが…
レジンの匂い
ケース(カバー)をつけていれば、レジンの匂いに悩まされる心配はないです。
掃除の時や、造形後に取り出しを行う時などケースを開けたときの匂いは部屋中に充満します。
造形中の問題
光造形の造形中の問題点は、プラットフォームが見えないこと
FDMではノズルから出てくるフィラメント が見えるので、プラットフォームを見ればしっかりと造形ができているかどうかがわかります。
SLA方式(光造形)では、プラットフォームがレジンタンクに浸かる形なので、プラットフォームについているのか確認できないという問題があります。
今まで光造形機を使用している中で、何度もプラットフォームではなくレジンタンクに造形ができてしまうということが起きました。
レジンタンク内で硬化し、それがタンクに付着している状態
最後に
光造形機の利点はやはり精度の良い造形ができ、造形後に削ったりするなどの後処理がなくても、綺麗な造形物を作れるところです。
どんなものにも一長一短があるので、許容しないといけない部分があります。
私は光造形機を手放してしまいましたが、最近また光造形が欲しくなってきました。
3万円ぐらいの中華製光造形機が欲しいな〜
意外とワークサイズ小さくても、作るものが小さいので十分
こんなの↓
【超格安・光造形】ANYCUBIC Photon Zeroレビュー